「XM20 AIR」は、イタリアの産業用揃除機メーカーDepureco社の圧縮エアで動く集塵機です。モーターも電源も使わず、工場にあるエア配管(6〜8bar)につなぐだけで粉塵を吸引します。(ベンチュリスクラバー)
この記事では、XM20 AIRの心臓部である「ベンチュリ式」の仕組みと、そこから生まれるメリット、活用できる現場をご紹介します。
ベンチュリ式とは?
ベンチュリ式は、「速い空気の流れが、周りの空気を引き込む」性質を利用して負圧をつくる方式です。身近な例でいえば、霧吹きが同じ原理です。勢いよく空気を吹き出すと、その周りの圧力が下がり、容器の中の水が吸い上げられます。
XM20 AIRでは、本体上部の「ベンチュリボックス」に圧縮エアを送り込みます。エアは細いノズルから高速で噴き出し、途中がくびれたベンチュリ管を通って排気されます。このときタンク内の空気が引き出され、本体が負圧になります。この負圧で、ホースの先から粉塵を吸い込む仕組みです。
XM20 AIRはベンチュリ管を2本搭載したダブル構成で、最大真空度500mbar(約-50kPa)、最大風量300m³/h(5.0m³/min)の吸引力を実現しています。
吸い込んだ粉塵のうち、重い粒は20Lのダストタンクに落ち、細かい粉は円錐型のカートリッジフィルターで捕集されます。ろ過された空気は、駆動用のエアと一緒に排気されます。
XM20 AIR構造と空気の流れ
電源レス集塵機圧縮エアだけで負圧をつくり、粉塵をタンクとフィルターで捕集します。
※ 本図は構造を説明するための模式図です。ノズル位置や内部寸法は実機と異なります。
ベンチュリ式のメリット
- 電源がいらない
- モーターを持たない
- 壊れにくく、メンテナンスが簡単
- 移動しやすく、使い回せる
動力は圧縮エアだけなので、エア配管さえあれば電源工事なしでどこでも使え、モーター由来の火花や発熱もありません。可動部がなく故障しにくいうえ、Jet-Clean機構で運転中にフィルターを清掃でき、38kg・キャスター付きで複数のエリアに持ち運んで使えます。
導入前に確認しておきたいこと
ベンチュリ式は、吸引のためにまとまった量の圧縮エアを使います。導入をご検討の際は、使用する場所のエア圧とコンプレッサーの容量に余裕があるかをあらかじめ確認してください。
また、可燃性の粉塵を扱う場合は、粉塵の流れによる静電気にも注意が必要です。アース仕様(オプション)をご用意しています。防爆エリアでの使用をご検討の場合は、使用環境を伺ったうえで機種をご提案しますので、お気軽にご相談ください。

こんな現場に
- 電源が取りにくい場所
- 火気や熱を避けたい工程
- 仮設・臨時の清掃
- 複数箇所を巡回する清掃
- 衛生面に配慮が必要な現場
製薬 / 粉体の現場など
#エア式集塵機
#ベンチュリ式集塵機
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製品情報
INFORMATION
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- 吸引方式
- ベンチュリ管(ダブル)
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- 必要エア圧
- 6〜8 bar(0.6〜0.8 MPa)
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- 最大真空度
- 500 mbar(約 -50 kPa)
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- 最大風量
- 300 m³/h(5.0 m³/min)
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- 吸込口径
- φ50 mm
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- 集塵容量
- 20L
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- サイズ(mm)
- 515*545*994
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- 重量(kg)
- 38