今回の事例では、PVCスリット加工機から発生する微粉じんに対し、風量だけでなく圧力も必要な条件に対応できる集じん設計が求められました。
ダストラボでは、現場の粉じん特性、吸引距離、配管抵抗、対象設備の構造を踏まえ、最適な機種選定と構成提案を行っています。
特に、以下のような課題に対して有効です。
微粉じんで一般的な集じん機では吸い切れない
配管条件や抵抗の影響で能力が出にくい
静電気や付着によって清掃負荷が高い
サイクロン、フィルター、払い落とし条件まで含めて最適化したい
ダストラボは、単に機械を納めるだけでなく、現場で機能する集じんを一緒につくることを大切にしています。
新しいスリット加工機を形にしていく中で、最初に大きな課題となったのが切削時に発生する粉じんでした。
当初は本体とは別置きで吸引を試みていましたが、ホースが長くなり、動きも多いため、十分な吸引ができませんでした。そこで機械本体への搭載へと切り替えましたが、それでも微細な粉じんは残り、さらに改善が必要な状況でした。
特に難しかったのは、切削外部で発生する粉じんだけでなく、パイプ内部に入り込む粉じんへの対応です。
溝幅が小さいため抵抗が大きく、低圧タイプでは十分に吸い切れない。単純に風量だけでも、圧力だけでも足りない。そこで必要だったのは、風量と圧力の両方をバランスよく備えた集じん設計でした。