微細なヒュームまで、逃さず捕集。
溶接やレーザー加工、はんだ付け、研削などの作業では、目に見えにくい微細な「ヒューム(煙塵)」が発生します。VH-1000 は、こうしたヒュームを発生源のすぐそばで捉え、有害な粉じんを室内に広げないための産業用集塵機です。360度回転する吸引アームで作業位置に合わせて集じんし、多段カートリッジフィルターで微粒子まで確実にろ過します。

ヒュームとは
ヒュームとは、金属などが高温で溶けたり蒸発したりするときに発生する、極めて細かい粒子状の煙のことです。
一般的な粉じんよりもはるかに小さく(多くは1ミクロン以下)、目には煙のようにしか見えません。粒子が細かいぶん空気中に長く漂い、呼吸とともに肺の奥まで入り込みやすいのが特徴です。

なぜ対策が必要か
ヒュームには金属酸化物などが含まれ、長く吸い込み続けると作業者の健康に影響を及ぼすおそれがあります。
近年は溶接ヒュームなどに対する労働衛生上の管理も強化され、企業には適切な除去・換気対策が求められています。
さらに、飛散したヒュームは周囲の機械や製品に付着し、設備の汚れや品質不良の原因にもなります。放置すればコストにも直結する課題です。

特徴と使用例
VH-1000 は発生源で直接吸引する「局所排気」型のため、工場全体を換気するよりも効率よくヒュームを除去できます。多段フィルターは0.3μmの微粒子まで高効率で捕集し、コンパクトな筐体で設置場所を選びません。
溶接・切断・研磨など高濃度のヒュームが出る作業から、電子基板のはんだ付け、レーザー溶接・切断・彫刻まで、幅広い加工現場で活用できます。特に自動車製造・産業機械・電子部品といった分野の煙塵対策に向いています。